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ニキビ肌には、毎日の習慣や生活環境が複雑に絡んでいます。ニキビループに陥らないようライフスタイルを見直しましょう

中からのケア

食事

1日3食バランスのよい食生活を

偏った食生活は、ニキビを引き起こす原因となります。脂質や糖質が多い食べ物の摂りすぎには特に注意が必要です。
過剰に摂ると皮脂の分泌が増加し、皮脂が毛穴に溜まりやすくなりニキビにつながってしまいます。 また、脂質や糖質を代謝するために、ビタミンB群が消費されてビタミン不足にもなります。
脂質や糖質の代謝を促すビタミンB群や肌の調子を整えるビタミンCやミネラルを積極的に摂る食生活を心がけましょう。

また逆に脂質や糖質を抑えた、過剰なダイエットは、肌に必要な栄養が届かずニキビができやすい状態になりがちです。
甘いお菓子は控えても、適量を超える飲酒はニキビの原因になることもありますので控えめにしましょう。

POINT便通を確認
便秘になると腸内に有害な物質がたまってしまい、ニキビの原因になったり、免疫力が弱くなります。腸内環境の悪化により肌のターンオーバーも乱れがちです。便秘がちな人は、運動や食生活の改善を心掛けましょう。
POINT十分な睡眠を
「睡眠不足はお肌の敵」といわれるように、睡眠不足になると新陳代謝が遅れてしまいます。また、肌細胞をつくる成長ホルモンは眠っている間に分泌されますので、しっかりと睡眠をとりましょう。
POINTストレス発散を
ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱します。運動など自分に合うストレス解消方法を見つけ、心穏やかな日々を送りましょう。

外からのケア

スキンケア
POINT毛穴をふさがない
化粧品に含まれる油分はアクネ菌の大好物。油分の多い化粧品は控えましょう。帰宅後すぐにメイクオフを。
POINT紫外線対策
紫外線を浴びると肌がダメージを受け、ニキビが悪化し、ニキビ痕の原因にもなります。
POINT髪の洗い方に注意する
シャンプーなどの洗い流しが毛穴をふさぐことがあります。
洗い方や順序を見直しましょう。
POINTプロアクティブで毎日のケアを
ニキビケアはやっぱりプロアクティブで!
使い続けることで健康的でクリアな素肌へと導きます。

こんな刺激にも注意!

肌刺激
POINTニキビをさわらない
さわったりつぶしたりすると皮膚が傷つき、さらなる炎症を招きニキビ痕の原因にもなります。
POINT刺激の少ない衣類を
繊維の刺激でニキビが悪化しないよう、なるべく刺激の少ない衣類を着用しましょう。
POINT汗はこまめにふきとる
汗を放置すると肌あれの原因になるだけでなく、汚れが付着し毛穴のつまりにもつながります。
POINTタオルは清潔なものを
何度も使ったタオルは雑菌が繁殖しています。いつも洗い立てのタオルをつかいましょう。

\ お話をうかがいました /

野村有子先生

野村皮膚科医院 院長

野村有子先生

医学博士 皮膚科専門医
<略歴>
1986年 慶應義塾大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部皮膚科教室に入局
1992年 神奈川県警友会けいゆう病院皮膚科に勤務
1998年 横浜市に野村皮膚科医院を開業
<所属学会>
日本皮膚科学会・日本臨床皮膚科医会・日本研究皮膚科学会・日本香粧品学会・日本皮膚アレルギー学会・日本アレルギー学会・ 日本抗加齢医学会・日本在宅医学会・日本風工学会・神奈川県皮膚科医会・横浜市皮膚科医会

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