日々のスキンケアとライフスタイル

【医師監修】ニキビの正しい対処法!日々の食事提案

作成者: プロアクティブ 【通販・販売公式サイト】|May 30, 2024 2:16:35 AM

脂質や糖質を多く含む食品や飲み物は、皮脂の分泌を増加させる

ニキビの原因のひとつとして、過剰な皮脂分泌があるのですが、脂質や糖質を多く含む食品や飲み物は、皮脂の分泌を増加させ、ニキビを誘発しやすくなります。

体の健康状態は肌に現れるといわれます。健康的な肌のためには、体が健康であることがとても大切ですので、栄養バランスの良い食事を1日3回、規則的にとりましょう。また食物繊維不足や腸内環境の乱れによる便秘が、ニキビへと発展することがありますので、腸内環境が良くなる食事を心がけましょう。

肌を健康な状態に保つために、栄養バランスのいい食事をとることが重要です。偏った食事は肌への栄養バランスを乱し、さらにターンオーバーを停滞させるリスクがあるので、その結果としてニキビができやすくなることも考えられます。まずは五大栄養素(炭水化物・脂質・たんぱく質・ミネラル・ビタミン)を毎日、バランスよく摂取しましょう。

食事の時間もポイント。お腹がいっぱいの状態で眠ると、睡眠中も消化のために内臓が働き続けることになり、睡眠の質が低下する心配が。寝不足も肌のターンオーバーに影響をするため、深夜の飲食は控え、ベッドに入る2時間前に食事を終らせるのが理想です。

ニキビ予防に効果的な成分

ビタミン類や食物繊維、ビフィズス菌・乳酸菌などはサプリメントでも手軽に補えます。ニキビの改善に役立つと考えられている成分を積極的に摂るとよいでしょう。

コンビニで買えるニキビに良い食べ物

ニキビを刺激する食べ物

特定の食べ物とニキビとの明確な関連性は明らかになっていませんが、健やかな肌を育てるためにも、栄養バランスのとれた食事をとることが大切です。脂質も角層のバリア物質の材料のひとつなので、適度な脂質は必要です。ナッツ類や青魚、エゴマ油などの良質な油(オメガ3)など良質な脂質を適度にとるように心がけましょう。糖質も同じく摂りすぎると血糖値が上がり、ホルモンの分泌量が増加し、皮脂が過剰に出てしまいがちです。また、脂質・糖質の取りすぎは、体内で必要なビタミンB群を消耗してしまうことも問題です。

これを食べるとニキビができる!?

●チョコレート

1960年代後半に行われた米国の研究では、「チョコレートをたくさん食べることとニキビが発生することは、直接の関係はない」と報告されています。ニキビの免疫学的な研究もされ始めましたが、チョコレート摂取とニキビの関連性を明らかにされていません。また、高カカオポリフェノールによる健康効果も報告されており、食べ過ぎず、1日数粒程度の適度な量を楽しみましょう。

●お酒

炭水化物や甘い食べ物と同様に、アルコールにも体内の糖化を促進させる性質があり、肌の酸化や炎症に起因するニキビの引き金となる可能性があります。梅酒や日本酒、ワインなどの糖質が高い酒類や、糖分が加えられている甘いカクテルはとくに飲み過ぎないようにしましょう。ポリフェノールの多い赤ワインは、グラス1杯程度でしたら肌には良いと言われています。

●コーヒー

コーヒーがニキビに良くないと言われている理由は、コーヒーに含まれる「カフェイン」「砂糖」「脂肪分」が原因です。カフェインには飲みすぎると利尿作用による冷え、覚醒作用による睡眠障害があり、胃腸の不調にもつながります。一方、コーヒーにはポリフェノールが含まれ抗酸化作用がありますので、肌の酸化対策となりニキビ対策にもつながります。砂糖の摂りすぎ対策のためにブラック、またはトランス脂肪酸を含まないミルク=豆乳や牛乳を選びましょう。何よりもコーヒーを適度に楽んで、過剰に飲みすぎないことが大切です。

●辛い食べ物

気づきにくい胃の不調によりニキビができていることがあります。ニキビで悩む方は、胃に負担のかかる刺激物や油っぽい食べ物を控えてみてはいかがでしょうか。