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ニキビの種類について、おさらいをしましょう。
ニキビの種類について、おさらいをしましょう。なぜなら、自分のニキビがどの段階のニキビなのか、分かってほしいからだです。ニキビの段階ごとに、正しい対策を行うことが、早く肌をきれいにするためのポイントになります。
ニキビの種類について、おさらいをしましょう。
ニキビの種類について、おさらいをしましょう。なぜなら、自分のニキビがどの段階のニキビなのか、分かってほしいからだです。ニキビの段階ごとに、正しい対策を行うことが、早く肌をきれいにするためのポイントになります。
白ニキビ
第一段階は「コメド」と呼ばれるもので、毛穴に過剰に分泌された皮脂がたまってきた段階です。 皮脂がたまると、毛穴がぷくっと膨れ上がてきます。毛穴がふさがっている状態では、皮脂が毛穴の中に詰まってしまうため、毛穴の頭の部分がポツンと白くみえます。これが「白ニキビ」です。
手で触るとざらざらした感じになってきます。ニキビを早く治すためにはこの段階でのケアが必要になります。しっかりと洗顔をしたり、帰宅したらメイクをきれいに落とすなどの毛穴ケアを心がけましょう。
黒ニキビ
毛穴に詰まった古い角質と皮脂が空気に触れて酸化して、黒く変色します。
毛穴の頭が黒く見えるのはこの酸化物によるもので、これが「黒ニキビ」です。毛穴の黒ずみは「黒ニキビ」の初期段階ともいえます。
毛穴が黒くふくれてくるため、ざらついて汚いイメージを持たれることもあります。早めの毛穴の角質ケアが必要です。
赤ニキビ
毛穴に過剰な皮脂がたまったままで放置すると、皮脂を栄養源とするアクネ菌が繁殖して炎症を起こして毛穴が赤くはれて「赤ニキビ」と呼ばれる状態になります。
炎症を起こしていますので、肌に負担をかけないニキビ対策ケアが必要となります。
黄ニキビ
赤ニキビがさらに悪化するとてっぺん部分に膿がでてきて「黄ニキビ」となってしまいます。痛みを伴う場合もあり、その場合は皮膚科での治療をおすすめします。
また、膿をつぶしてしまう人がいますが、これはおすすめしません。
つぶしてしまうとアクネ菌が別の部分にも広まってしまいます。最悪の場合には、クレーター状の傷痕が残ってしまうこともあります。
\ お話をうかがいました /
野村皮膚科医院 院長
野村有子先生
医学博士 皮膚科専門医
<略歴>
1986年 慶應義塾大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部皮膚科教室に入局
1992年 神奈川県警友会けいゆう病院皮膚科に勤務
1998年 横浜市に野村皮膚科医院を開業
<所属学会>
日本皮膚科学会・日本臨床皮膚科医会・日本研究皮膚科学会・日本香粧品学会・日本皮膚アレルギー学会・日本アレルギー学会・ 日本抗加齢医学会・日本在宅医学会・日本風工学会・神奈川県皮膚科医会・横浜市皮膚科医会